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「俺には、“2億円以上”の価値があるってことでしょ?」内藤哲也が2016年度「プロレス大賞」MVP受賞!ベストバウトはオカダvs丸藤!ケニーは技能賞獲得!



12月13日(火)東京スポーツ新聞社制定のプロレス大賞選考会議が行われ、2016年度プロレス大賞・最優秀選手賞・MVPに、初受賞となる“IWGPインターコンチネンタルチャンピオン”内藤哲也選手が選ばれ、新日本プロレス事務所にて記者会見を行った。

また、ベストバウト賞には、7月18日(月・祝) 北海きたえーるで行われた『G1 CLIMAX 26』Aブロック公式戦のオカダ・カズチカvs丸藤正道戦が選ばれ、技能賞には、ケニー・オメガ選手が選出された。

■選考理由(※東京スポーツ・岡本記者から説明)
「今年1月に主力選手の離脱が相次いだ新日本プロレスにおいて、見事に内藤選手が新しい景色を創り上げたということ。そして、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを率いて、会場のファンもグッズを多数着用するなど、一大旋風を巻き起こしたこと。そして、1年前は非常にブーイングを浴びることが多かった内藤選手が、今や、会場の拍手や歓声を独り占めしているという変化も加えて、見事MVP初受賞が決定しました」

■内藤哲也選手のコメント
内藤「グラシアス。俺は、この1年、このプロレス大賞を目指して、プロレスをしていたわけではないですが、結果的に、選考委員の皆様に、内藤哲也のプロレスを、しっかり届けることができた結果、この賞をいただけたんじゃないかなと思いますけど。ただ、他の賞に、我々“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”のメンバーの名前がないのは、非常に疑問にしか感じてしょうがないですが、このMVP受賞に関しては、ボクは素直に嬉しく思いますよ。それから、木谷オーナーが言ってましたよね。某選手に2億円規模のプロジェクトで、徹底的にスターにするって。2億円かけたのに、プロレス大賞MVPに選ばれなかった男と、一銭もかけずに、プロレス大賞MVPに選ばれた男。一体、どちらに価値があるのか? だって、そうでしょ? 今年2月の時点で、某選手と俺の間には、2億円の差があったんだよ。この2億円の差、どんだけデカいと思う? なかなかひっくり返せるもんじゃないからね。それをひっくり返した俺は、少なくとも2億円以上の価値があるってことでしょ? このプロレス大賞、もしかしたらね、今までのプロレス大賞史上最も価値のあるMVPなんじゃないかなと、ボクは思いますよ」

――今年の選考会議には、21人の選考委員が参加して、1回目の投票で、内藤選手は18票を獲得して、ダントツでのMVP受賞となりましたが?

内藤「ってことは、選考委員の中で3名の方は、『いや、内藤じゃないでしょ』と、『他の選手でしょ』という方がいたわけですね」

――オカダ・カズチカ選手に2票と、ケニー・オメガ選手に1票ですね。

内藤「なるほど。この世の中100パーセントっていうのは、なかなか難しいことではありますけど、そのお三方に関しては、内藤哲也であり、我々ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのプロレスを届けることができなかったと。そこに関しては、すごく悔しく思いますよ。ボクは、満場一致でのMVPを想定してたんでね。その点は、来年の課題ですかね。そのお三方に、しっかり『我々、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのプロレスをお届けしたいな』と思います」

――今年一年を振り返って……

内藤「(※岡本記者の質問をさえぎり)すいません。ところで、これって東京スポーツさん的に、非常に重要な会見なんですよね?」

――プロレス大賞というものは、プロレス班では最大の行事ですが。

内藤「ですよね。俺も、このオクパードの中、わざわざ時間を割いて、来たわけですよ。岡本さんも、もちろん気合を入れて来たんですよね?」

――もちろんです。

内藤「ということは、もちろん、携帯電話はマナーモードになってるはずですよね?(※岡本記者が携帯を触ろうとすると)いや、手を上げてください。今、ボクが確認しますから。マナーモードになってるんですよね? こんな大事な会見の場ですよ。マナーモードにすることぐらい常識でしょ。(※再び携帯を触ろうとする岡本記者に)いやいや、手を上げてください。大人としてのマナーですよ。今、電話を鳴らしますから。果たして、マナーモードになってるのか? それともなってないのか? その答えは……(※岡本記者の電話が鳴る)聞き覚えのあるサウンドですね。これ、記者会見の時に、何度も聞いた音ですよね。これは東京スポーツさん的に、非常に大事な会見なわけでしょ? これは大人としてのマナーですよ」

――ちょっと、焦っちゃいました。

内藤「そこは、要するになんですか?」

――トランキーロ。

内藤「そう。じゃあ、続きをどうぞ」

――今年2016年を振り返って、どんな年でしたか?

内藤「非常に充実してましたよ。ボクは、キャリア10年ですけど、『非常に濃い1年間だったな』と思いましたし、皆様の掌返しを見るのが、感じるのが、凄い楽しかったですよ」

――デビューしてから、今までプロレス大賞の受賞経験がなかった中で、いきなりのMVPという最高の賞を受賞しましたが?

内藤「ボクにとっても、このプロレス大賞っていうのは、もちろんファン時代から見てたし、こういう賞があるのも知ってたわけで、少なくとも意識はしてましたよ。でも、1回も受賞することなく、『俺とは縁のない賞なのかな』と思ってましたけどね、ここにきて東京スポーツさんも、掌返しですかね? 非常にいいことだと思いますよ。今、プロレス界で最も“神ってる”男ですからね。俺に乗っからない手はないでしょ」

――“神ってる”内藤選手の来年の抱負は?

内藤「この2016年、ここまでロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを大きくしてきましたし、話題もたくさん振りまいてきましたからね。2017年、一体どんな動きを見せるか? どんな動きを見せると思います?」

――(※マスコミが考える)……

内藤「この時間ですよ。この考える時間こそ、プロレスファンにとって、一番楽しくて、一番贅沢な時間ですから。我々ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンは、2017年どんな動きを見せるのか? 皆様で考えて、そして楽しんでください。その答えは、もちろん、トランキーロ……あっせんなよ」

――2011年から2015年まで、プロレス大賞は棚橋選手とオカダ選手が独占してましたが、その部分で風穴をあけたっていうお気持ちはありますか?

内藤「やっぱ、プロレス大賞っていうと、毎年、棚橋なのか? オカダなのか? というようなイメージは、ボクは持ってましたからね。まぁ、それはIWGPヘビー級王座にしてもそうでしょ? ほとんど決まったメンバーで、常にまわっていたと。結果的に風穴をあけましたけど、風穴程度じゃないですよ、今回のMVPは。だって3票逃したとはいえね、もうダントツで俺だったわけでしょ? なんなら、棚橋なんて候補にすら挙がらなかったんだよ。これからね、この2人は俺を追いかけてくることなるでしょ。『しっかりついてきなさいよ』って感じですね」

――しかも、IWGPインターコンチネンタル王者としての受賞は、史上初となりますが?

内藤「まぁ、このベルトも東京ドームのメインイベントに出てみたり、こうやってプロレス大賞MVPを獲ってみたり、非常に見る目があるんじゃないですか? そして、このインターコンチネンタル王座を持った男が、プロレス大賞MVPを獲ってしまったと。これね、一番悔しい思いをしてるのは、どこか遠くにいる、あの男じゃないですか? 彼が今どう思ってるのか、ボクは興味ありますね」

――ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの大旋風に関してはいかがですか?

内藤「それは、ボクも含めて、皆様がまったく想像してなかったでしょう。こうやって、グッズを身に着けてくれたり、応援してくれたり、それは嬉しいですよ。応援されて嬉しくないレスラーなんていませんからね。まぁ、ただ根本的に俺は変わってないですよ。ただ、表現の仕方をちょっと変えただけで、『ここまで景色が変わるのか』と。だから、この10年間、ほとんどボクの発言であり行動は、皆様に届いてなかったですけども、『俺の考えていることは、間違ってなかったな』というのを、この1年間で感じました」

――この1年を通じで、手応えを感じた瞬間はありましたか?

内藤「まぁ、決定的に感じたのは、4月の両国国技館大会の入場の時ですね。あの時感じた入場の雰囲気、今までボクが感じたことないような雰囲気だったので。今まで、ボクが新日本プロレスを、小さい頃から見てきた中で、ほとんど見たことない、感じたことないような雰囲気だったので、『これは、新しい時代を求めてるな』と。『新しい何かを、俺に求めてるんだな』と、非常に感じながらの入場だったので、あの瞬間、『変わったな』と、凄い感じましたね。ちなみに、岡本記者はMVPを、誰に投票したんですか? もしかして、内藤に入れてない3人のうちの1人なんですか?」

――そういうのは、ボクの一存では言えないんですよね。

内藤「でも、岡本記者も誰かに投票したことは間違いない?」

――聞きたいですか?

内藤「聞きたいですね」

――その答えは……

内藤「なるほど。そういうことですね。焦っちゃダメってことですね」

――この喜びは、誰に伝えたいですか?

内藤「やっぱり、ボクをこのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに招き入れてくれた、ラ・ソンブラ、ルーシュ、ラ・マスカラ、もう今抜けてしまいましたけど、マルコ・コルレオーネ、この4人には感謝しかないので。なかなかメキシコに行く機会もないですが、この感謝の気持ちを、彼らに伝えたいなと思います」

――改めて、1月4日東京ドームでの棚橋弘至戦に向けて、一言お願いします。

内藤「まぁね、それこそ、トランキーロですよ。だって、まだ後楽園ホール大会2連戦が残ってるわけですからね。なんなら、初日のメインイベントは、高橋ヒロム凱旋帰国試合ですよ。もちろん、その後楽園ホール2試合が終わったら、しっかり語ろうかなとは思ってますけど、現時点でも遠くボンヤリとは見てますよ、東京ドームが。今、棚橋弘至に感じることと言ったら、やっぱ残念な気持ちというか、ガッカリというか。やっぱりね、メインイベントに出たかったんでしょ、彼は?『俺の言ってることが、正しんだ』と。『俺をメインイベントにしろ』と。それぐらい彼に言ってほしかったですよ。よっぽど、2016年1月4日東京ドームでオカダに敗れたこと。そして、この2016年まったく存在感を見せることができなかったことが、彼にグサリと突き刺さってるんですかね? なんか、自信のない表情で、『ファン投票やりません』と。なんか、あの輝いていた時の棚橋弘至は、一体どこに行ってしまったのかなと。ボクが、寂しい気持ちで一杯ですよ。この寂しい気持ちをね、後楽園ホール2連戦で、棚橋には変えてほしいなと。ボクは、彼に期待してますよ」

■オカダ・カズチカ選手のコメント
「特にありません」

■ケニー・オメガ選手のコメント
「なんで俺がMVPじゃないんだ。なんで俺がベストバウトじゃないんだ。みんなオカシイと思わないのか。世界的に見れば分かるはずだろ。2017年はさらに進化した姿を見せて、賞を独占してやる」

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